Back to Basics – アプリケーションをPayara Server / GlassFish 4.1にデプロイする方法
Originally published on 29 Jun 2018
Last updated on 11 Mar 2021
このブログはBack to Basics シリーズの第2回です。
Webアプリケーションを実行するには、まずPayara Serverのようなアプリケーション・サーバーにデプロイしなければなりません。Webアプリケーションにおけるデプロイとは、アプリケーションをサーバー上にインストールすることをいいます。これによりリクエストの処理などを行うことができます。このガイドでは、アプリケーションを実行するためのいくつかの異なる方法をご紹介します。
セットアップ
1) 単純のため、このデモではhello.warというサンプルアプリケーションを使用します。これは https://javaee.github.io/glassfish/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードできます。
2) 作成したアプリケーションまたはhelloアプリケーションを任意のディレクトリに置きます。ここではこのディレクトリをPlace your application or the hello application into a directory of your choosing. Lets refer to this directory as sample-dirとします。
3) アプリケーションをデプロイする前に、少なくとも1つのPayara Server / GlassFishドメインを起動しておきます。手順については前回のBack to Basicsブログ https://blog.payara.fish/installing-payara-server-on-ubuntu を参照してください。
コマンドラインからのアプリケーションのデプロイ
1) asadmin deploy コマンドをシェルで使用します。書式は以下の通りです。
install-directory/bin/asadmin deploy sample-dir/war-name
(install-directory はPayara Server / GlassFish がインストールされているディレクトリです)
2) デプロイ済みのアプリケーションを一覧するには、以下のように list-applications コマンドを使用します。
3) アプリケーションにアクセスするには、http://localhost:8080/hello を開きます。
テキストボックスに名前を入力してSubmitボタンをクリックします。アプリケーションは挨拶のメッセージを返してきます。
コマンドラインからのアプリケーションのアンデプロイ
1) このケースでは、undeploy コマンドを使用します。これはデプロイの場合に似ています。
install-directory/bin/asadmin undeploy war-name
ただし、WARファイル名の.war拡張子は付けず、名前だけを指定します。例を示します。
管理コンソールからのアプリケーションのデプロイ
1) http://localhost:4848 を開いて管理コンソールにアクセスします(事前にドメインが動作していることを確認してください)。
2) ページ左側のCommon Tasks 以下にあるApplications をクリックします。
3) デプロイ済みのアプリケーション一覧が表示されます。今は何もありませんので、deploy をクリックします。
4) Deploy Applications or Modules 画面に遷移します。2つのオプションが使用できます。Packaged File to be Uploaded to the Server を選択してBrowse ボタンをクリックします。アプリケーションの場所を指定します。ファイルを選択してOpenボタンをクリックします。同じ画面に戻るといくつかの設定項目が下に表示されます。一連の手順が正しく完了すると、以下のようになっているはずです。
5) 必要に応じて設定を変更し、もしくはデフォルトの設定のままでOKボタンをクリックし、applications画面に戻ります。今度はアプリケーションが一覧に表示されるはずです。
6) 最後に、Actionタブ以下のLaunchをクリックします。アプリケーションのデフォルトURLはhttp://localhost:8080/appname で、今回の場合は http://localhost:8080/hello になります。
管理コンソールからのアプリケーションのアンデプロイ
1) http://localhost:4848にアクセスします。
2) Common Tasks以下のApplicationsをクリックします。
3) アンデプロイするアプリケーションのチェックボックスを選択します。
4) アプリケーションをアンデプロイするには、Undeployボタンをクリックします。アプリケーションを無効化するには、Disableボタンをクリックします。
アプリケーションの自動デプロイ
1) ドメインが動作していることを確認してください。アプリケーションをinstall-directory/glassfish/domains/domain-name/autodeploy ディレクトリ以下にコピーしてください。デフォルトのドメインはdomain1と呼ばれます。同じ手順をターミナルで行うと以下のようになります。
2) 最後に、http://localhost:8080/hello を開き、アプリケーションにアクセスします。
アプリケーションの自動アンデプロイ
1) 単純に上記のディレクトリからアプリケーションを削除してください。ターミナル上では以下のようになります。
以上です。Payara Blogの 'Back to Basics' シリーズの続きにご期待ください。
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