Use MP 4.0 in Payara Platform Community 5.2021.1 (Japanese Language)

by Kenji Hasunuma

本日、Payara Platform Community (5.2020.3) および Payara Platform Enterprise (5.21.0) Editionsのリリースをお知らせできることを嬉しく思います。

Enterpriseリリース (こちらからお問い合わせください) 13の改善、11のバグ修正、1コンポーネントのアップグレードを含みます。また、Communityリリース (こちらから直接ダウンロードできます) 11のバグ修正、9の改善、1コンポーネントのアップグレードを含みます。

では、Community & Enterprise Editionsの最新情報について、いくつか詳しくお伝えします。

 Payara Platform  Download Here 

統合TLS証明書管理機能の管理コンソール・プラグイン

前回のPayara Platform Enterprise Editionリリースにて、自己署名証明書の生成、期限切れ証明書の削除、Payara Serverのキーストアへの証明書の追加と削除を行うコマンドを提供する統合TLS証明書管理機能を導入しました。

今回のリリースではこの機能を拡張し、管理コンソールに統合しました。この統合により、ドメインを横断するインスタンスのキー・証明書ストアにあるキーと証明書の詳細、特にHTTPまたはIIOPリスナーで使用するため特別に構成されたものを含めて表示することができるようになりました。加えて、ドメインを横断するインスタンスのキー・証明書ストアにあるキーや証明書の追加と削除も可能になりました。

Payara Platform Enterpriseのダウンロードにつきましてはこちらからお問い合わせください。

OpenAPIのリファクタリング

Payara Platform Community Editionでは、MicroProfile OpenAPI 1.1.2の実装に伴う大きなリファクタリングとアーキテクチャの変更を行いました。これはPayara ServerPayara Microの双方に適用されます。MicroProfile OpenAPIについては以前のブログにて取り上げましたので、このリリースで導入されたいくつかの重要な点についてご紹介します。

  • 複数ドキュメント定義のサポート
  • ドキュメント処理の改善
  • パッケージされたアーカイブに対するOpenAPIスキャナー

OpenAPIのリファクタリングの詳細につきましては、こちらのブログ記事をご確認ください。

HTTP/2の改善

JDKHTTP/2接続を実現するためのALPN対応が追加される前から、Payara Server Community & Enterprise EditionsではHTTP/2を既にサポートしていました (詳細につきましてはこちらのブログ記事をご覧ください)。しかし、Payara ServerはネイティブのALPN対応を利用していなかったため、JDK 8u252上ではHTTP/2がサポートされませんでした。今回の改善により、HTTP/2サポートはJDK 9以降同様にJDK 8u252まで拡張されています。

詳細につきましては、最新のHTTP/2拡張に関するブログ記事をご参照ください。

リリースノート

修正・改善点の詳細につきましては、以下のリリースノートをご参照ください。

最新のPayara Platformリリースのダウンロード

Payara Platformの最新バージョンへのアップグレードをお願いします。Payara Community Editionはこちらからダウンロード可能です。また、Payara Enterprise Editionについてはこちらのフォームからお問い合わせください。

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いつも通り、ご質問、フィードバックまたはご意見がございましたら、以下にコメントいただくか、または community@payara.fish までご連絡ください。

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